プテロスチルベン配糖体
大学研究室から生まれた次世代ポリフェノール
■プテロスチルベンとは
プテロスチルベンとは、インドキノキというマメ科の植物の中心部に多く含まれる成分です。
細菌類や紫外線曝露などの厳しい自然から身を護る守るために分泌する成分の一つで、ヒトにとっても多くの効果が期待できる素材として注目されています。
インドでは古くから伝統的民間療法に用いられており、インドキノキを切り抜いて食器などに使っていたと言われています。
プテロスチルベンは、赤ワインに多く含まれているレスベラトロールに⽐べて抗酸化⼒が⾼いため、アンチエイジングとして化粧品、健康⾷品用原料として近年期待が⾼まっています。
■プテロスチルベン配糖体とは
プテロスチルベンに、糖を結合させたものです。
プテロスチルベン配糖体は、4型コラーゲンと17型コラーゲンの働きを促進します。
■4型コラーゲンの働き
4型コラーゲンは、表皮を健康な状態に保つ機能があります。
皮膚には多くの種類のコラーゲンが存在していますが、紫外線などによるダメージや老化によるコラーゲンが減少します。減少することで、基底層が薄くなるため、肌のハリやクスミ、弾力の低下によるシワなど肌の老化につながります。
特許第6233826(プテロスチルベン配糖体を含む外用組成物)
当社グループでは、世界で初めてプテロスチルベン配糖体による、
4型コラーゲンの産生を促進する特許を2017年11月に取得しました。
■17型コラーゲンの働き
17型コラーゲンは、毛包幹細胞と色素幹細胞の活動維持し、白髪と脱毛を防ぎます。
白髪や脱毛の原因は、毛包の中ほどにあるバルジ領域に存在する毛包幹細胞(毛髪の元になる角下細胞の供給源)と色素幹細胞(黒髪の元になる色素細胞の供給源)の劣化によるものです。
特許第6463143(Type17コラーゲンの産生促進剤)
当社グループでは、世界で初めてプテロスチルベン配糖体による、
17型コラーゲンの産生を促進する特許を取得(2018年9月見込み)にしました。